桜朔

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沖ノ島・世界文化遺産登録国内候補決定

こんにちは,櫻井朔@hajimesakuraiです.

宗像に縁のある人間として,(嬉しい|心配な)ニュースが飛び込んできました.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000005-withnews-soci

www.sankei.com

沖ノ島と関連遺産群が世界遺産登録の推薦候補となったとのことです.沖ノ島自体は海の正倉院とも言われるほど宝物に溢れている島ですし、宗像大社や周辺の島々を含めてということで、歴史的な価値はこれまでの日本の世界遺産と比べてもトップクラスであることは間違いありません(特に21世紀に入ってから推薦された中では)。むしろ何故これまで推薦されなかったのがが不思議なほどです。例えば厳島神社は世界遺産に既に登録されていますが、その厳島神社が祀っているのは元を辿れば宗像三女神です。しかも既に観光地化してしまっている世界遺産の地域に対し、沖ノ島は 未だに島自体が御神体として扱われ,女人禁制,島に入るときは禊ぎが必要、不言様(おいわずさま、島で見たことは言ってはいけない) 、物を持ち帰ってはいけないなど、現代では非常に稀有な伝統を頑なに守っています。歴史的背景や伝統を考慮すると、これほど遺産として守るに相応しい場所は他にないでしょう。

しかし、地元民としては意見が対立しているようです。

既に守られている

遺世界産登録反対派の主張はこれに尽きます。 12万点に及ぶ財宝、縄文時代からの貿易の歴史、それらが現代まで守られてきたわけです。今更世界遺産登録などする必要もなく、寧ろ登録することによって、愉快犯的な人間によって穢されてしまう虞があるのではないかという意見です。

価値が高まる

賛成派の意見は逆にこれに尽きます。世界遺産という称号を得ることによって、観光客は増え、地元は潤い、国からの支援も得られ、保護を維持するための資金も増えることになります。

どちらの意見も正しく、結果はやってみないと分からない部分が多いです。なんのための、誰のための世界遺産なのか、歴史を守るためなのか、観光客を増やすためなのか、それぞれが考える必要がある問題かと思います。

私個人としては、世界遺産登録には賛成です。これほどの価値がありながら、残念ながら福岡県民ですら島の存在を知らないという人がほとんどです。今一度歴史を見直すきっかけとして、登録が話題になることは良いことではないかと考えています。

それでは。

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